プログラミング教室 (マンガでマスター)／たにぐちまこと (監修) - のんほいラボ

プログラミング教室 (マンガでマスター) ゲーム大好きな小学4年生の日向リクが、小学生プログラマーでもある同級生タクミへのライバル心をきっかけに叔父の谷口先生からプログラミング言語「スクラッチ（Scratch）」を学ぶ。プログラミング教室 (マンガでマスター) ストーリーそのものは、いかにも小学生向けの「マンガ○○入門」的な内容なんだけど、説明の仕方がとてもわかりやすく、また本文中で使われる「命令」のチョイスや、サンプルプログラムが絶妙で、大人が読んでも十分に楽しめる内容になっている。プログラミング教室 (マンガでマスター) ストーリーの合間に解説ページがついていて、ストーリー中に出てきた「命令」やサンプルプログラムについて詳しく解説されている。基礎から順番にScratchのプログラミングを学ぶというよりも、簡単な内容でありながら「プログラミングとは何か」という本質や自分でプログラミングすること、それを他人が遊んでもらえることの楽しさや魅力を伝えることに主眼が置かれているように思える。この本の監修者である、たにぐちまことさんはWEB制作会社「H2O space」の代表であり、またクリエイターの育成にも力を入れられている方だけあって、「楽しみながら自ら学ぶことの大切さ」がこの本からヒシヒシと伝わってくるような気がする。「これ一冊読めばScratchを完全マスター」的な本ではないが、この本をきっかけにしてプログラミングの世界に興味を持つ子供が一人でも増えればいいなと思う。

プログラミング教室 (マンガでマスター) 単行本 ? 2017/2/1 たにぐちまこと (監修) 落合ヒロカズ

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