のんほいラボ | 新城こどもプログラミング教室

新城駅前の子供プログラミング教室「のんほいラボ」を運営している藤本忍(ふじもとしのぶ)です。令和3年度より新城市ICT支援員も。その他、奥三河の情報発信や農業、ラジオでお喋りしたり福祉の現場などお仕事は色々。愛犬の梅さん、セキセイインコの飼育と繁殖に愛と情熱を注いでいます。

子どものために責任を取る覚悟はある?

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中日新聞2021/05/01朝刊
今朝の中日新聞の一面にでっかく出ていたこの記事を読んで、なんだかガッカリしちゃいましてね。見出しにも悪意あるよなぁ💦 www.chunichi.co.jp

スヤンコイトル「藤本忍のヨロシクぼた話」


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高価な学習用端末って・・・

色々と思うところを、今日のラジオでも少しお話をさせていただきました(11分20秒くらいから)そもそも、タブレットを「高価な学習用端末」なんて認識しているのが間違いなんですよ。大人だってスマホ片手にSNSやゲーム、動画見て夢中になってるくせに、子どもが同じ事したら目くじら立てて「けしからん!」と怒ってるのはおかしくないですか?

情報機器の正しい使い方を大人が子どもに教える、という考えは大人の「思い上がり」です。あれはだめ、これもだめ、とフィルタリングや禁止事項のルールを並べるのではなくて、情報機器の良い面も悪い面も含めた付き合い方を大人も子どもも一緒に体験して考えて学んでいかなきゃ。

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そして万が一、何か問題が起きたらその責任を取るのが大人の役目。子どものために責任を取る覚悟が無いのなら、そもそも「1人1台端末」なんて進めちゃいけないのですよ。「トムソーヤの冒険」に出てきた小さな黒板?で十分。 toyokeizai.net

全国にはこうして「1人1台端末」を早々に実現し、理想的な活用が出来ている自治体もあります。こういった自治体は予算が潤沢に使えたから成功したのでしょうか?それとも専門知識が豊富だったから?

自分は、そこに関わる大人たちの中にどれだけ「子どものために責任を取る覚悟があるかどうか」が問われているのだと思います。誰も責任を取ろうとしない「ことなかれ」では新しい時代を乗り切っていくことはできません!