川売の梅花まつりで「究極のおもてなし」をみた

ようやく、川売の梅花まつりにいってきました！ 月曜日ということと、天気が不安定だったことで 休日のように駐車スペースに困るほどではありませんでしたが、 それでも多くのお客さんで賑わっていました。 やはり今年は天候が少しおかしいみたいで、 例年よりも花の咲く時期が早いみたいです。 まだまだツボミの木もある中で、 すでにピークを迎えた木も多かったように思います。 それにしても、本当に癒される風景ですね、ここは・・・。 細い道をくねくねと登っていた先にふっとこんな集落があらわれる感動！ 突然、「まんが日本昔ばなし」の世界に紛れ込んでしまったような錯覚に陥ります。 川売地区は、ぜひ大切なお客様を案内したい「奥三河の名所」の一つですね。 そして、私たち夫婦がここ数年、川売に来ると楽しみにしている場所があるんです。 こんなイケてる通路を歩いていくと・・・。 ここ「やすよの店」で漬け物を買うのが、藤本家の鉄板コース！ 定番の梅干しだけでなく、沢庵、らっきょう漬け、奈良漬け、生姜漬け。 色々な漬け物がお値打価格で買えます。そしてとにかく旨い！！ あれこれと試食していると、そのうち横から声をかけられます。 「ほい、あんたらお茶飲んでいきん！」 この声の主こそ、店主であるやすよさん。 とにかく賑やかで色々なお話をしてくれるんです。 今年ついに80歳になった話、体の痛いところの話、 畑に忘れ物をしてしまう話、もういつまでもお喋りしてくれます。 しばらくあれこれと楽しく話をしていると、今度は「煮物食べるかん？」 この煮物がまた具だくさんで旨いのなんの・・・。 「ほい、お昼食べてくかん？」 「ビール冷蔵庫に入っとるでのん。」 「わし、こないだ初めてビール飲んだら、目がチラチラしてきて（笑）」 本当に気さくなやすよさんと話をしていると、 自分たちもお客さんというよりも田舎のばあちゃんちに 遊びに来たみたいな気分になってきちゃいます。 買った金額以上に飲み食いしてるんじゃないかと心配になるくらい(^_^;) 別に俺らが特別な常連さんってワケじゃないんです。 顔見知りですらなくて、数多くのお客さんの一人にすぎません。 そんな一見の客一人ひとりに温かいおもてなしをしてくれる やすよさんが大好きで、毎年ここに足を運んでしまうのです。 美しい梅の花もすばらしいですが、こんな温かい人たちがいる川売地区に ぜひ遊びに行ってみてください。 日々が忙しくて心が荒んでいる人、ここに来たら超なごんじゃいますよ（笑）