のんほいラボ | 新城こどもプログラミング教室

新城駅前の子供プログラミング教室「のんほいラボ」を運営している藤本忍(ふじもとしのぶ)です。令和3年度より新城市ICT支援員も。その他、奥三河の情報発信や農業、ラジオでお喋りしたり福祉の現場などお仕事は色々。愛犬の梅さん、セキセイインコの飼育と繁殖に愛と情熱を注いでいます。

平成20年度 富士総合火力演習 夜間演習

富士総合火力演習1

知り合いの方から、こんなチケットを入手したとお誘いをいただいたので、
ミサさんと一緒に見学ツアーに同行させていただく事になりました。
陸自総合火力演習は、かれこれ10数年前までは父親の仕事の関係で
時々チケットをもらって見に行っていましたが、夜間演習は初体験。

今回のレポートは、全く新城と関係のない話題ですが、
まー、たまにはこういうのもご容赦ください。
だって好きなんだからしょうがない(ひらきなおり)

この日は朝から妙にウキウキで、珍しく寝坊せずに朝ちゃんと起床。
昼過ぎまで仕事をしてから3時過ぎ、マイクロバスに乗って新城を出発しました。

富士総合火力演習2
御殿場に入ったとたん、みるみる天候が悪化して土砂降りに。
カッパ持って来てよかったなぁ、でもカメラ濡れるなぁなどと
心配していましたが、現地に着いたら何とか雨も上がり一安心。
富士山も姿を見せてくれました。

富士総合火力演習3
一応、夜間演習は19時30分からの予定でしたが、
明るいうちから既に演習は行われており、
戦車の凄まじい射撃音が空気を震わせていました。

間近で見る花火の音を「空気を震わすような」と表現するならば、
戦車の砲撃は「空気の固まりが体にぶつかってくる」という感じ。
音というよりも激しい衝撃波に圧倒されます。

富士総合火力演習4
これは74式戦車。現在は90式に主力戦車の座を譲り、
徐々に退役が進められていますが、まだ日本全国に数多く配備されています。
数の上ではまだまだ主力の戦車です。
小柄で軽量なボディと低い車体が日本の風土にピッタリ!?
(90式戦車はでかくて重いので、北海道と富士にしか配備されていない)

富士総合火力演習5
そしてこちらが現在主力の90式戦車。
世界の主力戦車と比較すると軽量な部類に入るものの、重量は50トン。
ベンツSクラス様20台以上分の重さって想像つきません・・・。
排気量 21,500cc、1,500馬力、化け物みたいなディーゼルエンジンを搭載し、
この超重量ボディを最高速度70km/hで爆走させるのです!

富士総合火力演習6
あまり知られていませんが、日本の90式戦車は世界の主力戦車と比較しても
最高水準と評価されるくらい性能がいいと言われています。
もちろんこれらの戦車が実際に活躍するような事態になっては困るわけですが、
日本の平和を守る頼もしい存在であることは間違いありません。

富士総合火力演習7
数キロ先の目標へ向けて照明弾を発射。夜の闇に包まれた広大な演習場が、
一瞬のうちに明るく照らし出されます。こんなに遠くで光っているのに、
私たちの手元で新聞だって読めてしまうほどの明るさなのです。
 
余談ですが、この照明弾の発射シーンを見ていて
「どこかで見たことがあるなぁ・・・」
と思っていたのですが、これだと思い出しました(笑)

怪獣映画ではお約束のように(?)無力な自衛隊ですけど、
実際にはこれだけの装備と火力があれば、
どんな怪獣にだって負けないような気がするなぁ・・・(^_^;

富士総合火力演習8
戦車部隊による迫力の一斉射撃!!凄まじい閃光と共に、大音響が会場を震わせます。
そしてその直後、確実に標的に命中していく様は圧巻です。
 
とはいえ、このシーンの撮影に(かろうじて)成功したのはこの一枚。
花火と違って射撃の瞬間は一瞬だし、夜間でシャッター速度も遅くて連写も効かない。
しかも明暗のコントラストが強すぎて真っ白に飛んでしまったりと散々でした。
まだまだ修行が足りないなぁ、と反省しつつ、
次の機会こそはとリベンジを誓うのでありました・・・。