のんほいラボ | 新城こどもプログラミング教室

新城駅前の子供プログラミング教室「のんほいラボ」を運営している藤本忍(ふじもとしのぶ)です。令和3年度より新城市ICT支援員も。その他、奥三河の情報発信や農業、ラジオでお喋りしたり福祉の現場などお仕事は色々。愛犬の梅さん、セキセイインコの飼育と繁殖に愛と情熱を注いでいます。

しんしろ教師塾「プログラミング講座」の講師をさせていただきました

本日、八名小学校のコンピュータールームで開催された しんしろ教師塾「プログラミング講座」の講師をさせていただきました。 新城市内の先生方30名ほどが集まって、2020年から 必修化になると言われているプログラミング教育についての勉強会です。 学生時代、あんまり真面目に授業を受けてなかった自分が 先生方を前にお話するなんて、あまりに恐れ多いことなのですが・・・(;´∀`) のんほいラボや市民パソコン塾でもおなじみ「Scratch」を使ったプログラミングについて 簡単に操作説明をしましたが、いつもの「楽しい講座」とは違って プログラミング教育で子供たちに伝えたいこと、学んでほしいことなどについて 自分なりに思うところをあれこれとお話させていただきました。 プログラミング教育は既存の教科や現実の世界を否定するものではない。 バーチャルとリアル、同時に学ぶことでより深い学びができるということ。 そしてこれは決して技術の取得や就職が目的なのではなくて 新しい表現の形であり、新しい学びの形なのだということ。 そして今回は「授業で使える」ような内容を盛り込んでみました。 まずは「100ピクセルの直線を描いて90°回転させる」を「4回繰り返す」という プログラムを作って正方形を描いてみます。 その後、「100ピクセルの直線を描いて120°回転させる」を「3回繰り返す」で 正三角形を描いてみる、次は正五角形、正六角形・・・。 こうやって実際にパラメータの数値を変えながら図形を描いていくうちに 「あれ?回転させる『角度』と『回数』を掛け算すると毎回360°になってるんじゃね?」 「そしたらこの『法則』がわかれば、正五十角形でも正百角形でも描けるんじゃね?」 という「気付き」が子供たちに生まれてくるような授業ができれば、最高ですね。 なんてお話をさせていただきました。 先生方もすごく熱心に聞いてくださり、本当に楽しくてあっという間の一時間半でした。 これから、新城市内でもプログラミング教育が盛んになっていくといいなと思います(´ω`)