『県庁おもてなし課』 有川 浩 (著)
久々に夢中になって最後まで一気に読破してしまいました。
これは高知県庁に実在する「おもてなし課」を舞台にした
あくまで “フィクション” の物語です。
地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。(Amazon.co.jp 作品紹介より引用)
詳しい内容は実際に本書を読んでいただくとして・・・。
この本には今の新城や奥三河の活性化に必要な「何か」が
たくさん詰め込まれているような気がします。
行政に関わる方、観光や街づくりに携わる方には、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
私も、情報センターという公共施設に関わる仕事をする者として
気付かされること、考えさせられることがたくさんありました。
ほのぼのした恋愛物語としてお気軽に読める内容ですので、
まずは難しく考えずに気軽に読んでいただければと思います♪
作者の有川浩さんのブログ
※この単行本で発生する全ての印税は東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付されるそうです!
↓